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禍福は糾える縄の如し

先週、自宅アパートが全焼した。

携帯電話と財布と腕時計を除く全ての家財を失った。
最後の司法試験を7ヶ月後に控えたこの時期に。


罹災から今に至るまで、信じられないくらい数多くの方々が僕を支援してくれている。
形ある全てのものを失ってからわずか1週間で、生活環境がほぼ整うなんて。
僕は本当に人に恵まれている。


自分の身に起こることには何らかの意味がある。僕はそう考えている。
借金して勉強に専念すると腹をくくって仕事を辞めた翌朝に、なぜこんなことになったのか。
死傷者もいらっしゃる中で、最も焼失が激しかった場所で寝ていた僕がなぜ無傷で済んだのか。
途方に暮れるはずの僕が、なぜ暖かい布団に包まれて眠ることができているのか。

その答えを噛みしめながら、僕は必死に生きねばならない。


こんなに無力な人間を支えてくれている全ての方々に、心の底から感謝している。
あなた達のおかげで僕は今、たった一つの弱音さえ思い浮かばない。

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ささやかな報告

今日発表があって、行政書士試験に受かっていた。

残念ながら、今の僕にはこれを食い扶持にするのは難しい。
そして、こっちの方がたぶんポイントなんだろうが、
今の僕にこれを食い扶持とするつもりがない。
そうするためには、諦めなければいけないことがあるからだ。


それでも僕は、「ささやかな報告」と題したメールを友人たちに送った。

別に誉めてもらいたかったわけではない。
長い間、ろくな報告をできていない人間の、せめてもの朗報として。
長い間、燻り続けて死に体になりそうな人間の、生存の狼煙として。
そんなつもりで送ったのだ。


間髪入れず返信をくれた友。
夫婦で祝う、と書いてくれた友。
グリーティングカードを買いに走った友。
引き続き頑張れ、と励ましてくれた友。
さらにいい報告を、と期待してくれた友。
敢えておめでとうは言わないと告げた友。
体に気をつけて、と労ってくれた友。
もっと胸を張れ、と諭してくれた友。

書き切れないすべての友の、すべての反応に感謝している。
彼ら彼女らがいなければ、たぶん僕はもうとっくに人生を投げ出しているだろうから。

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心が動かないと、ものを書くことはできない。
前回更新されてからのこの4ヶ月間、僕の心は動くことはなかった。

久しぶりに書いている今もなお、
心の中のある部分については死んだままだ。
ごく近い人たちを除いた、他人に対する興味とか。
他者に対する思いやりとか、温かみとか。
ぶれない心とか、前向きな情熱とか。

そういう血の通った人間として大事なものを失って久しい。



本を読み、六法を引き、自分の理解度を検証し、確認する。
試験勉強とは、きわめて自己中心的な作業だ。

僕が大事なものを失い続けているのは
僕が内向きな生活をあまりに長く送りすぎているからなのかもしれない。
でも、ようやくそんな生活を終われるんじゃないか。
大事なものを取り戻して、外の世界で誰かに貢献できるんじゃないか。
僕の淡い期待は、今年もまた打ち砕かれた。

何よりも思い知らされたのは、
僕が期待だと思っていたものが完全な幻想だったということだ。
現実は、僕の想像を遥かに超えた高みにしか存在しなかった。


遠すぎて霞んでしまったあの場所に、どうやって近づくのか。
いつになったら辿り着けるのか。
いつか僕も辿り着くことができるのか。
辿り着けると信じられる強い心を取り戻せるのか。

僕だけが僕を信用できていないという事実。
行き着くのはいつも、僕の心の在り方だ。
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4年ぶりの大勝負

ずっと自分を追い詰めていた。
あまりに追い詰めすぎて、
受けるのを止めようかとさえ血迷っていた。
自分が自分を信じることがこんなにも難しいとは。


スポーツをやったことがある人にはわかってもらえると思うが、
いい状態で試合を迎えたときは、ほどよい緊張感と高揚感に包まれるものだ。
後出しのようで申し訳ないが、前回のサッカーW杯のベスト8くらいの段階での
イタリア代表チームの会見を観たときに、僕はこのチームの優勝を予感した。
緊張感と高揚感があれほど理想的に一体化した姿を僕は見たことがない。

勝つか負けるかの結果を決めるのは僕ではなく、採点する試験官だ。
僕には、持っているものをできる限り多く答案に表現することしかできない。
勝って研修所へ行っても勉強は続くし、負けて浪人しても勉強は続く。
だとしたら、一歩でも前へ進むべきなんじゃないか。
挫折と絶望の海に溺れながらも、どうにかここまで泳いできたんじゃないのか。
そんな当たり前のことに気づいた僕は、ようやく負けることへの恐怖から開放された。

明日から5日間、戦ってきます。
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挑戦権、獲得

今日(正確には昨日)の成績発表の結果、
大学院卒業が確定した。

3年間の総単位取得数は98。
控えめに言って、学部時代の200倍ぐらい大変だった。



ようやくなんとかここまで辿りつくことができた。
受験の挑戦権を得るところまで。

ここから先が本当の勝負だ。
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こんな時間ですが

まだ学校です。

もう帰ります…。
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百日戦争

およそ4ヶ月ぶりに自分のブログにアクセスした。
夏は過ぎ、秋は去り、気がつけば冬真っ只中だ。
季節の移ろいを感じる暇もないほどに
余裕のない月日が流れている。

新年早々、今日は卒業試験がひとつ行われた。
あと3つ試験をクリアすれば無事卒業だ。
もっとも、卒業は受験のための条件にすぎず、
「法務博士」とかいう博士号をもらったところで
特に何かの足しになるわけじゃない。
本題はその先にあるのであって。

その本番まであと120日余り。
だが、十分な準備ができる日数としては
実質的に100日ぐらいだと踏んでいる。
あと1000時間、机に向かい続けるしかない。

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卒業近し

昨夜未明に、web上で前期の成績発表があった。

よそがどうなのかよく知らないが、
うちの単位認定は無駄に辛いものが少なくない。
だが、幸いにして、卒業に向けては何の憂いもない結果だった。
本番で必要な科目について
しかるべき成績だったことも好材料だ。

あれこれ心配しても仕方ないので
なるべく気にしないようにしていたが、
やっぱり気になっていたのだろう。
少しだけ神経が弛緩している自分が、ここにいる。
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夏の終わりに

ここに一冊の法律書がある。
僕が勉強を始めた頃に買った本だ。

高名な著者は既に他界しているし、
表紙なんてもうだいぶ汚れてしまったが、
本の内容は今なお色褪せることがない。

これを読んでいると、ときどき思い出す。
無謀にも法律の勉強を始めてしまったあの頃のことを。



どの世界でも共通していることだろうが、
客観的に大成している人ほど貪欲だ。
金銭欲だったり名誉欲だったり、
好奇心だったり知識欲だったり、
その中身はさまざまかもしれないが。

法律の世界でも、優れた実務家は貪欲だ。
この2年半出会った人達をみて、そう思う。
もっとも、法律が、時代の変遷と共に変わってゆくものである以上、
それについていけない法曹なんて使えない。
だから、法律に貪欲であることは必要不可欠なんだろう。


そう考えると、僕は、この先死ぬまで勉強だ。
それ自体はちっとも構わない。
ただ、「受験勉強」なんて消耗するものはもう終わりにしたい。



受験生活の終了まで、残り約250日。
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果てなき道を

期末試験が終わった。



解放感は、全くない。

命を削って費やした労力と手応えとのあまりの不一致が、
2週間に渡り緊張を強いられて消耗した僕を苦しめる。


この道はどこまで続くのだろう。
この道をどこまで歩けば光が射すのだろう。

混迷がさらに深まる中、「最後の夏」が始まる。


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